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基本理念・コンセプト「良い家」を生む徹底管理の思想

一気通貫の家づくりシステム

住む人に「買ってよかった」とご満足いただける良質の家。黒澤建設やクロサワグループが目指すのは、そんな家づくりです。

満足いただける家をご提供するには、暮らしやすい間取りを設計することに加え、適切な施工と適切な価格の実現が欠かせません。クロサワグループではグループ各社が連動し、土地の基礎調査からデザイン設計、施工、販売まで行っております。合理的に手をかけて品質やコストを管理していく仕組みの構築が、良質な家づくりを支えています。

以下、クロサワグループの家づくりの流れをご紹介しましょう。

 

◆土地の基本調査:建築を始める前の大事な調査

家を建てようとする際、その建築計画が建築に関わる法律(たとえば都市計画や宅地造成規制法、建築基準法など)に適合しているかどうかの確認をしなければなりません。黒澤建設はそのような建築を始める前に行う「土地の基本調査」に重きを置き、各法律を熟知したエキスパートが揃っております。

基本調査と一言にいっても、様々な分野に渡ります。

その土地の地形・土地面積の測量、車のアプローチ動線や建物と庭のバランスを考慮した宅地区割り、

地質や周辺状況を考慮した地盤の調査及び最適な補強改良工事、

電気・上下水道・ガスのインフラ設備の供給状況など、

すべて密接に関わっており、これらを総合的に見て最良な方法を判断します。

 

また、そういった調査をしている中で、法律上「建築できない土地」に出会うことがあります。

理由も様々で、住宅の建築を抑制する「市街化調整区域」という地域に指定されているため、建築ができない土地、

接道している道路の幅員が建築基準法の基準を満たしていないため建築不可の土地、

法改正により既存不適格物件になってしまったため建て替え不可の物件、

建築基準法の道路に接道していない未接道敷地の土地など多岐に渡ります。

黒澤建設はこのような「建築できない土地」について、法的あるいは技術的な課題を整理し関係官庁の調整や折衝、相談をし、的確かつ迅速に建築許認可を得ております。

こういった土地の活用を得意とするのが黒澤建設の特徴です。

 

 

◆最適な建築プランの企画開発:ランドデザインが、いい家作りの土台

土地の基本調査を終えるとその土地の最適な建築プランの方向性が見えてきます。

宅地造成が必要なのか、はたまたその地形をあえて活かすのか等、その土地の条件によって最適なプランは変わります。

黒澤建設がある横浜市や近隣の川崎市などは斜面を含んだ土地が多く、そのような土地の利用は、最初の基本調査に基づいた最適な土木工事が必要となります。

たとえば斜面地となっている土地を有効活用し、斜面を建物でおさえるような建築を行ったりしています。(図参照)

 

黒澤建設はそういった宅地造成設計・現場管理のノウハウや技術力を強みとしています。

また、意外に知られていないのが、宅地造成をする段階から、実は設計は始まっているということです。

家というものは、土地の中にうまく入ればいいというものではなく、

陽当り、風通し、周囲の目線、安全性、家と庭のバランスなど、

様々な要素が調和して初めて「良い家」が生まれます。そのためランドデザインというものがとても重要になります。

黒澤建設では設計士を必ず現場に立ち合わせ、完成したときを想像しつつ、設計士の意見も取り入れたプランを作ります。

 

 

◆建物の設計・デザイン:その土地の特徴を活かした間取り、仕様決定

土地の企画開発段階より設計プランを思考するため、その土地の立地条件全体を考慮した上で間取りの設計を行います。その上、土木技術に長けている黒澤建設だからこそ建築がプランが得意なプランもあります。

たとえば崖の上という立地を逆手に取った「眺めの良い家」や、

間取りを入れづらい変形土地に、その地形を活かした一味違った間取り、

狭小土地であることを感じさせない「開放感のある家」など、

優れた土木技術と想像力豊かな発想で生まれた設計プランが、他の間取りにはない大胆なプランを作り上げます。

また、そういった設計プランに彩りを添える仕様デザインは、コンセプトを元にストーリー性のあるデザインを作り上げます。クロサワグループの分譲シリーズ「アーツアンドクラフツ」や「ル・ブリコラージュ」はどちらもコンセプトを元に女性目線のデザインを取り入れ、細部までトータルコーディネートをしております。

また、キッチンやシステムバスなど日々進化する最新の設備機器の勉強をし、そのプランに最適な設備を導入しております。

 

◆安心の施工監理:時間・コスト・流通をしっかり管理

こうして作り上げた建築計画に基づいて建物を施工していきます。

黒澤建設の大きな特徴は「どのような土地にでも建てられる」をモットーに取り組んできたということです。

技術力が伴う建築工事も今まで培った豊富な経験と技能で対応し、常に勉強を怠らず、どのような状況にも対応できる技能を備えております。

さらに社員、協力業者さん含めての、チームとしての体制づくりにも力が注がれてきました。クロサワグループ一体で建築計画を進めてきたからこそ、合理的な工事計画・仕組みを確立しました。

細かな部分までこだわりのあるデザイン、図面では描ききれない細かな納まりの部分や設計イメージは、外注に出さないからこそ各部署の意思疎通がとりやすく、柔軟に対応することができます。